豊臣秀次公430回忌にあたる当年、秀次ゆかりの瑞泉寺に伝わる寺宝を紹介する特集展示を開催します。豊臣秀吉の甥として生まれた秀次は、関白にまで昇り詰めたものの、次第に秀吉と疎遠になり、ついには自害に追い込まれました。災禍は妻子にも及び、縁者はすべて京都の三条河原で処刑されましたと伝えられます。瑞泉寺は、秀次一族の菩提を弔うためにその処刑地跡に建てられました。本展では、秀次と妻妾らを描く集団肖像画や、処刑を前に妻妾たちが詠んだ辞世の和歌を記す掛軸など、瑞泉寺が所蔵する秀次一族に関わる作品を中心に展示します。
- 日程
- 2024年6月18日(火)~8月4日(日)
9:30~17:00(受付終了16:30)※金曜日は~20:00(受付終了19:30)
- 料金
- 700円
- 場所
- 京都国立博物館 平成知新館
- 電話
- 075-525-2473(テレホンサービス)
- 休館日
- 月曜日(祝日の場合は翌日)